森空堂でご相談が多いお悩み〜症例別〜
頭痛
眼精疲労や肩こりから引き起こされる頭痛の多くは筋緊張性頭痛と考えられています。
姿勢や食いしばりなどが原因のこともあるため、一つひとつ原因を特定していきます。
また、頭のどの部分に痛みが出ているかによって、使用するツボが変わります。
不眠
「寝付けない」「明け方に起きてしまう」「朝、すっきり起きられない」などの悩みは
原因はさまざまですが、自律神経のアンバランスが起こっている場合も多いです。
自律神経は「交感神経」「副交感神経」に分けられ、活動時には交感神経が、睡眠などの休息時には副交感神経が働いています。
自律神経のバランスが不安定だと、眠ろうとしても眠れないということになります。
また、手足や内臓の冷えから眠りの質が悪くなることも考えられます。
鍼灸には自律神経を整えたり、冷えを改善する効果があります。
神経のバランスを調整したり、身体を温めることでしっかりと休める身体をつくっていきます。
メンテナンス
「なんとなく調子が悪い」「このままにしていると疲れが取れなくなりそう」など、
仕事やさまざまな活動で身体やこころが疲れてしまう前に、月1〜2回の定期メンテナンスに利用している方がほとんどです。
「たぶん大丈夫だろう」と思っていてもメンテナンス時に気づくことも案外とあるものです。
自分の調子のバロメーターとして鍼灸を使ってみてください。
五十肩
「四十肩」「五十肩」と言われる肩の痛みは、その年代の人によくみられるためこう呼ばれています。
正しくは「肩関節周囲炎」といい、夜間の痛みで目が覚めてしまったり、肩の動きが制限されたりと、日常生活の質を非常に低下させてしまいます。
通常、痛みの激しい「急性期」と痛みはひどくないけれど動きが制限される「慢性期」に大別されます。
急性期は無理に動かすようなことはせず、痛みと筋肉の緊張を鍼灸で緩和させていきます。
激しい痛みが緩和してくれば、鍼灸プラス運動療法、日常生活での運動指導をおこないます。
ただし、腱板損傷であったり、鍼灸治療をする前に、病院でレントゲンなどの検査を受けてもらう場合もあります。
腰痛
腰痛には急性の痛みと慢性の痛みがあります。
「ぎっくり腰」に代表される急性腰痛は、痛みの原因を特定してから施術を行います。
患部に直接施術をせず、遠い場所のツボを利用することもあります。
慢性の腰痛には鍼灸施術だけでなく、運動指導や姿勢指導をおこない、セルフケアの方法をお伝えしてします。
お灸も効果的です。
腕の痺れ
案外と多い、腕や手の痺れを訴える患者さん。
首の動きや肩などの理学検査をおこない、首の周囲に原因のあるものであれば短期間で軽快する方が多いです。
ただし、狭心症などの心疾患が原因の場合もあるため、病院の受診をすすめることもあります。
のどのかすれ/声が出ない
森空堂にはのどを酷使するお仕事の方が多く来院されているため、のどのかすれや声が出ない状態への鍼灸治療が多くなっています。
のどの状態を良い状態に保つためには、保湿や炎症を起こさないことは必須です。
しかしながら、どんなにケアをしていても酷使してしまえば状態は悪化します。
また、つい局所的なアプローチだけを考えてしまいますが、発声をする際にはのどだけでなく全身を使っているのです。
森空堂ではのどそのものへの施術だけでなく、全身的な不具合を調整しながら鍼灸をおこなっています。