「鍼灸院でも保険は使えるの?」
とよく聞かれます。
答えはイエス。
ただし、手順が必要です。
健康保険を使って鍼灸を受けることはできますが、接骨院のようにその場で「療養費申請書」にサインを書いてすぐに使えるわけではありません。
必ず医師の同意が必要です。
1.健康保険を取り扱っているかどうか鍼灸院に確認。
2.鍼灸院で「同意書」をもらう。
3.かかりつけ医などに相談し、ドクターに同意書を書いてもらう。
4.健康保険証と同意書と印鑑を持って鍼灸院へ。
5.療養費申請書を書く。
6.鍼灸院で施術を受ける。
というのが療養費(保険)利用の流れです。
そのため、施術を受けたいという日にすぐ保険が使えるわけではありません。
そして重要なことは、鍼灸の保険適応疾患は決められているということ。
何でもかんでも保険が使える、というわけではありません。
1.神経痛
2.リウマチ
3.五十肩
4.腰痛症
5.頚腕症候群
6.頸椎捻挫後遺症
7.その他、医師が必要であると判断する疾患
が対象となります。
また、上記について鍼灸で治療を始めると同じ症状について他の医療機関での受診ができなくなります。
保険での治療は6カ月ごと(6カ月経過すると、医師の再同意が必要になります)であることにも注意が必要です。
森空堂は療養費(保険)を取り扱っていませんが、取り扱い治療院を東京都鍼灸師会を通してご紹介することができます。
お気軽にお声がけくださいね。