『家庭画報』2024年8月号に掲載されました!

「鍼灸師が使えるデザイン」@ 東京都鍼灸師会 城南ブロック研修会

「鍼灸師が使えるデザイン〜引き算と導線〜」

シンタロー@森空堂です。

5/18(土)に、大森にあるLUZ大森で、鍼灸師向けセミナーの講師をしてきました。
東京都鍼灸師会 城南ブロック研修会の1コマで、単独講師デビュー(変な汗ばかりかきました)。

タイトルは、「鍼灸師が使えるデザイン〜引き算と導線〜」
ええ、講演内容は本業の治療とはまったく関係ありません(笑)。

実は以前から「アナグラワークス」という名前で、イベントポスター作成やイベント企画をしてきました。さらに遡れば、開業当初から、公益社団法人東京都鍼灸師会の会員向け広報誌『東鍼会報』の編集長として、取材・撮影、冊子のエディトリアルデザインをしてきたシンタロー。

お声がけいただくことは光栄ですし、せっかくの機会なのでお話しさせていただいてきました。

内容は、ざっくりと言えば
「『デザイン』ってなんだろう」
「チラシをつくる上での工夫」(チラシのデザイン)
「治療院の導線を見直すワーク」(導線のデザイン)
「鍼灸院経営についてのぶっちゃけ話」(経営デザイン)
というもの。

先輩鍼灸師の参加も多かったので、割と膝がガクガクしていました(笑)。

座学の合間に、実際に手を動かしていただくワークショップを実施したのですが、時間をかけて考えたワークが好評だったのは嬉しかった〜(安堵&歓喜)。

この日のためにワイヤレスプレゼンターを買ったので(笑)、アンケート結果で好意的な内容が多かったのにはホッとしました(最初の方で、反応しなくなった時は焦った)。

頭の中の整理整頓

人前でお話しするときは、相手にわかりやすく伝えられるように、自分の頭の中を整理します。
患者さんに、鍼灸の説明をする場合も同じです。
今回は特にデザインがテーマだったので、「自分の頭の中がデザインできていない!」なんてことにならないように結構必死でした(笑)。

一番、伝えたかったことは「デザインとは、人のためのもの」ということ。
そして、「鍼灸師とデザイナーは実は結構似ている」ということ。
鍼灸師は「患者さんの身体を良い方向に導くためのデザイン」を、日々の臨床ですでに行っているとぼくは感じています。

講義を聞いてくださった皆さんが、何かしら持って帰って活用してくれることを願っています。

(学生さんや開業を考えている方にはいい内容かなーと思います。シンタローの話を聞いてみたいと奇特な方がいらっしゃいましたら、講師依頼をしていただければ応相談で……)

いやはや、いい経験になりました。お声がけいただいた大田区鍼灸師会のT先生、ありがとうございました!

 

鍼灸治療院 森空堂
東京都豊島区北大塚1-19-2 バッカス大塚601
03-5980-7391