「はりきゅうの日」特別イベントに登壇

8月9日は「はりきゅうの日」!
ということで、総院長シンタローが鍼メーカーであるセイリン株式会社さんが主催するイベント「セイリンカフェ はりきゅうの日 特別編」で登壇してきました(今回の立場は公益社団法人 東京都鍼灸師会 副会長として)。

8月9日が「はりきゅうの日」に制定されたのは2003年とのこと。
原爆の日でもある……ということで複雑な気持ちにはなりますが、鍼灸業界を盛り上げるのも公益社団の人間として大切なこと。鍼灸学生さん、若手鍼灸師さんを対象に、「鍼灸業界キホンの『キ』〜知っておきたい3つのこと」というタイトルで、鍼灸業界の歩き方について、偉そうに話をしてきました(笑)。

はりきゅうの日:全日本鍼灸マッサージ師会が2003年(平成15年)に制定。日付は「はり(8)きゅう(9)」と読む語呂合わせから。鍼灸マッサージの普及が目的とされる。

話の内容は「業界団体」「学会」「卒業後の学び」について

鍼灸学生が専門学校で学ぶことは、当然ながら東洋医学や現代医学に関する内容です。
解剖学・生理学など人体の基本に関する知識東洋医学概論・臨床論、鍼灸実技、公衆衛生学、関係法規……など多岐に渡ります。
3年制の養成学校(専門学校)や4年制大学に通い、国家試験を突破して初めて「はり師」「きゅう師」となれます。

そして国家資格を取ったあとは、就職先での研修や各種講習会での理論・実技を受けながら、自力でレベルアップしていくという世界です。

シンタローが学生の頃は、学校以外の勉強会に参加する余裕がなく書籍や知り合いのツテで学んでいました。
今の学生さんは、オンラインセミナーが充実したことでさまざまな治療法に触れる機会が増え、とても知識が豊富だと感じています。
一方で、卒後の進路や学び方に悩むことが多いと教員の皆さんから伺っていました。

なので、「鍼灸業界キホンの『キ』〜知っておきたい3つのこと」では、〈卒後に関わる業界について、その歩き方を伝えよう〉と「業界団体」「鍼灸の学会」「卒業後の学び」に分けてお話ししてきました。
ありがたいことに、席に座れず立ち見の人がいるほど盛り上がっていただき、関心の高さを感じました。

出だしはいつも緊張します(笑)

参加者がモデルになる「実技体験」

それに加えて、東京都鍼灸師会の仲間と「鍼灸の実技体験」もおこないました。
参加者からその場でモデルを募り、知りたいことやそのときの主訴に対して施術をおこなうガチな実技体験。
自分の担当ベッドだけでなく各所から質問や歓声が聞こえていました。

鍼灸師の施術スタイルは十人十色、千差万別。技術だけでなく、環境の違いもあり、訪問施術の人もいれば保険療養費を活用している人、森空堂のように自費施術のみのところもある。森空堂のスタッフも全員異なるスタイルで施術をしています。
学生さんからしたら「そりゃあ迷うよね」っていう話です(笑)。

演者は伝統鍼灸である「経絡治療」が2人(それぞれ習っているところが違うため差異があります)と、雑食雑多のシンタロー。学生さんには「視野を広く持って、柔軟な思考で生き抜いていってほしい」という思いを込めて、意識的にスタイルが違う若手の鍼灸師を連れて行きました。

気付けば自分も11年目となり、まだまだ道半ばなれどそれなりの年数に。それなりに伝えられることはあるので、普段の臨床でおこなっていることをそのままお伝えしてきました。
この機会が鍼灸学生さんにとって、将来の何かしらのヒントになればいいなと思っています。
(その場で「めちゃ面白かったです!」と感想をもらえたのは素直に嬉しかったです)

なんか難しい顔して話していた瞬間

ドクターによる医療連携の話も。

トリをかざったのは、三井記念病院の総合内科医・漢方医である増田卓也医師。ご自身も北辰会方式の鍼灸を勉強されている熱心なドクターです。
これまでも何度か学会や講演でお会いすることがあり、その熱意にいつも圧倒されます。
学生にとっては「医療連携」の話題は少し難しかったかもしれませんが、鍼灸師としては非常に勇気をもらえる事例をたくさん発表してくださいました。

中央が増田先生。懇親会後に登壇者と参加者で。

結局のところ、人のつながりである。

各講演終了後はセイリンさんの計らいで懇親会も開催しました。
シンタローの講演中にも「これだけ知って帰ればいいよ!」と偉そうに言ったことがありまして。

それは「人とのつながり」をつくって、大切にすること。

鍼灸師は、人の身体を触らせていただく仕事です。人に伴走していく仕事です。
そこには想像以上の気遣いや気配りが必要で、仕事を続けていくための感受性や人間力は結局のところ、人との付き合いの中でしか磨かれないとシンタローは考えています。伝わってくれていれば嬉しいな。

貴重な機会をくださったセイリンの企画担当・笠間さん、いつも(生)温かい目で見守ってくれている斯波さん、各会場の登壇者の皆さま、聴いてくださった参加者の皆さま、ありがとうございました!

またオーダーがあるようであれば、喜んでやらせていただきます(笑)。

まとめ(?)

珍しく長文を書きました(笑)。

この記事が少しでも鍼灸学生さんや若手鍼灸師の方の目に触れた時に、「何か」になれば幸いです。

患者さんにも読んでいただくことがあると思いますが、「ああ、シンタローってこういうこともしているのね」と広い心でスルーしてもらえれば嬉しいです。

鍼灸治療院 森空堂/シンタロー


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