5/20(土)の夜、森空堂にて、鍼灸師の集い「情熱系鍼灸師の『語らNIGHT』」を開催しました。
【語らNIGHT】は、さまざまな立場の鍼灸師がテーマを決めて意見交換をするイベント。
今回は「鍼灸の未来」というテーマで和気あいあいと、しかし情熱を持ってトークの応酬が行われました。
教育、現場、システム、理念、経営、技術……などそれぞれが持つ思いを、お互いに広げていく場となったのは想像以上の成果だったと思います。
患者さんにとって、鍼灸へのハードルが高い理由の一つに「鍼灸師の顔が見えない」というものがあると思います。
(ここでいう「顔」とは、人柄、雰囲気、技術、治療の考え方などを指しています)。
鍼灸の受診経験がない人でも、「鍼灸を受けてみたい」と潜在的に思っている方も多いでしょう。
シンタローが日頃患者さんと話している中でも、そういった意見を聞きます。
一方で、今回参加したメンバーのように、患者さんのことを考えて治療をしている鍼灸師はたくさんいます。
上手に需要と供給をマッチングできれば、患者さんにとって必ずプラスになると思います。
その中で、こういう活動を知ってもらうことも「鍼灸師の顔を見せる」ことになるのでは、と今回のレポートを書いた次第です。
同時に、どのように患者さんに鍼灸の良さや効果を伝えていくか。これが課題なんですが……。
東京都鍼灸師会の広報としても、一鍼灸師としても、まだまだやらなければならないことが山積みです。
一個ずつできることをやっていこうと思います。
イベントのレポートを記事にするかは正直迷ったところですが(直接的には治療とは関係がないので)、
「鍼灸師ってこんなことをやっているんだー」程度に、鍼灸師のことを知ってもらうきっかけになればいいかな、と。
まとまりがあるようなものでもないので、今回はこのへんで。