全日本鍼灸学会 学術大会 神戸大会に参加

全日本鍼灸学会 学術大会 神戸大会


シンタロー@森空堂です。

6/9〜6/11にお休みをいただき、鍼灸業界では最大規模の全日本鍼灸学会に参加してきました。
神戸はシンタローのルーツでもあるので、ウキウキしながら行ってきました♪

今回の参加は個人と、webメディア「ハリトヒト。」してとの2つの立場で参加。
ハリトヒト。としては、Twitterを使って参加したセッションの現地レポートをアップしていました。

災害に関する話

知っている先生が多く演者として登場した、災害における鍼灸の役割・各団体の動きを伝えるパネルディスカッション。

ここ最近頻発する地震。東京および関東も他人事ではありません。
また、被災でのボランティアとして、鍼灸治療が現地の方に受けてもらえていることやボランディアで入った方の身体を癒す役割を担っていることなど、
ボランティアの形を考えるきっかけになるセッションでした。
先日、公益社団法人東京都鍼灸師会の副会長になったこともあり、災害時の対応をどうするかに関心があったというのもありますが、今後も注視して情報を集めたいところです。

ランチョンセミナー

学会って会場によって、ご飯屋さんが近くになかったりします。
そんなときに嬉しいのが、メーカーさんなどの企業協賛でおこなわれるランチ付きセミナー。
今回はチュウオーさんのお灸と熱(ジュール)の話を聞いてきました。
チュウオーさんは森空堂でも使っている電子温灸器「バンシン」を製作しているメーカーさん。
手で捻るお灸の温度をデータ化する機械も作っています。
普段、ジュールという単位を意識することはありませんが、名人のお灸の温度変化などが具体的に見られてとても面白かったです!

世界における、鍼灸の話

鍼灸についての世界での話、電子カルテの話、国際標準化の話……一見、鍼灸臨床そのものとはかけ離れた話題に見えますが、どれも地続きでとても大切な事項の数々。
普段の臨床では見えない、あるいは鍼灸師が見れていないフィールドで、世界との駆け引きや日本鍼灸のアピールを続けてくれている方々がいらっしゃいます。
シンタロー自身もはじめて聞く言葉が多く、とまどいながらですが、日本鍼灸のために人知れず闘っている方がいる事実を目の当たりにしました。
この辺りは自分だけでなく、周りにも伝えていきたいと思います。

学会では聞きたいセッションの時間が重なることも多く、今回はアーカイブに残らないところを重点的に見てきました。
アーカイブ放送されるものにも、興味深いものがたくさんあるので、スタッフとも知識を共有していきたいと思います。
 

文責:シンタロー

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