『家庭画報』2024年8月号に掲載されました!

嬉しいご報告が続いて。

シンタロー@森空堂です。

最近、嬉しいご報告があったので思わず文字にしてしまいます。
今回は女性の悩み編。

逆子の改善

月一回ほどご家族でメンテナンスにいらっしゃっている患者さん。
ご夫婦とシンタローの年齢も近いので、今では(勝手に)親戚気分でお子さんと戯れたりしています(笑)。

ある日、ご懐妊のご報告。メンテナンスは継続しつつ、安産のお灸などをしていました。

そうしたら「検診で逆子ですね、と言われました」というご相談。妊娠28週。
すぐに、逆子治療を加えて数回。先週いらっしゃったときには、無事に逆子は改善されたとのこと。

森空堂にはあまり妊婦さんはいらっしゃいませんが、たまにでもこうしたことに関われるのも鍼灸院だからこそかな、と思います。

婦人科系疾患の改善

つい最近のこと。

定期的に来てくださっている20代女性。割と長い付き合いで、フランクに話せる仲です。

そんな方から婦人科系のご相談。それは卵巣嚢腫があることがわかったというもの。大きさもそこそこなので、不安な気持ちも伝わってきました。
ちなみに、シンタローは鍼灸ですべてが解決できるとは思っていません。然るべきものは病院の受診を勧めます。

それでも、頼りにしてもらえたらやれるだけのことはやらせてもらたいと考えています。

いつも通りの脈診や腹診をしながら、体を温めることを主眼に置いた治療をさせてもらいました。
検査間で鍼灸治療をしたのは1回だけ。あわせて、関川式カイロプラクティックにて、骨盤や頚椎の調整をさせてもらいました。

後日、病院でMRIにて再度検査。そのご報告を改めていただきました。
結果として、卵巣嚢腫は消失していたとのこと。自然治癒があり得るとはいえ、ドクターもわずかな期間に何があったのかと驚いていたようです。

結果的な話ですが、シンタローとしては患者さんが納得して受けてくれた治療が、患者さんの喜びにつながったことが何よりも嬉しい。そんな症例でした。

ゴッドハンドではない

シンタローはゴッドハンドではありません。特異的な治療をしているつもりはありません
鍼灸の基本的なことをやっているだけです(カイロプラクティックやカッピングを組み合わせたり、都度都度試行錯誤はしています)。

それでも驚くような結果につながり、それが患者さんの生活の質(Quality Of Life=QOL)を高めることがある。
それこそ、そのような結果は鍼灸師冥利に尽きることだと感じています。

鍼灸は先人たちの知恵の集合です。患者さんの症状が変わってきた結果の集積です。
そうして積み重なったものが、今の人たちの悩みに寄り添うものになっている
そういう捉え方もあっていいんじゃないか、と思っています。

一人でつらいことに悩んでいる方は、ぜひ一度鍼灸を受けてほしいな、と思います。
もちろん、ご相談いただけたら全力を尽くしますよー。

最近、こういうことが多くなってきた反面、なおさら勉強が足りないなぁと思ってきました。
2019年はもっともっと学ばないといけないと帯を締め直しています。
より患者さんに寄り添いつつ、みんなが幸せになるようなデザインの治療をしていきたいですね。