男性の育児疲れ

シンタロー@森空堂です。
ふと新聞の記事に目が止まったので、久しぶりにコラムを書きました。

「パパの育児ストレス解消を」

(東京新聞2019年7月23日朝刊より)

新聞でこんな記事を見つけました。
「そうだよな、お父さんの育児ストレスだってあるよなぁ」と、普段の臨床に照らし合わせて納得。
森空堂には30〜40代の男性も治療にいらっしゃっているので、思い当たる節があります。

お母さんの育児ストレスや産後うつは、焦点が当たりやすいテーマです。
森空堂には、身体が疲れたり、イライラしたり、「眠れない」などの悩みを持ったお母さんたちが来院されています。

一方で、お父さんたちからも「疲れが抜けない」というご相談がよくあります。
こんなご時世ですから、共働きの家庭も多いですよね。ふたりで協力して家庭を運営しています。

なかなか取り上げられることが少ないですが、お父さんだって、がんばってる。
それでも「弱音を吐いてはいけない」と、抱え込んでいるお父さんも多いようです。
結果として、こころも身体も疲れてしまって、ダウンしてしまう。
森空堂に来院される方も、結構しんどい思いをしています。

自分のことを考えていい

仕事と育児、どちらもパワーが必要です。

パワーを使いすぎれば、いつかは枯渇します(腎虚の状態になる、と考えます)。
ベースとなるパワーがなくなってしまうと、ご飯が食べられなくなったり、眠れなくなったり、イライラしたり……。
思うようにならなくて、気持ちが落ち込んだりもします。悪循環が悪循環を呼び、結果として、身体を壊してしまう。

そうなる前に、お父さん自身のことを考えてもいい、と思います。

来院されたお父さんのお話を聴きながら、腹診や脈診をさせていただくと、
呼吸が浅くなっていたり、気が頭に上ってのぼせていたり、下腹部が冷えていたり……とさまざまな所見が。
身体の変化に、ご自分では気づいていない方もいらっしゃいます(足の冷えは、特に、ですね)。

鍼灸治療をすると、自然に「ほぅー…」と息が深く吸えるようになります。
それだけでも、気持ちがすっきりするものです。

肩こりや疲れだって、身体の不調です。
お父さんがイライラしていたりすれば、お母さんやお子さんにいい影響はありません(もちろん、お母さんでも同じですね)。

がんばってしまいがちな自分と、向き合う時間をぜひ作ってください。

また、小児はりもおこなっていますので、お子さんのことについても、もちろんご相談をお受けします。
ぜひお声がけください。

 

新聞に掲載されていた、日本精神科看護協会のHPは↓

日本精神科看護協会
http://www.jpna.jp/

資料のダウンロードもできるようですよ。

ちなみに、横須賀には「よこすかYOU+」という団体があります。
以前、ロゴ制作のお手伝いをさせていただきました。

よこすかYOU+ (Facebookページ)
https://www.facebook.com/yokosukayouplus/

地域に密着しながら、育児中のパパママの活動を応援をしている団体です。
機会があったらのぞいてみてくださいね。

 

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