鍼で筋肉が動く「局所単収縮反応」

「鍼治療中に感じる筋肉のピクンとした反応」について。

鍼治療の際に、筋肉がピクンと反応することについて気になる方も多いかもしれませんね。これについて、ミサが院長のとびーさんに訊きました!

ミサ
ミサ
とびーさん、この間の治療中に肩周りの筋肉がピクンって動いたんですが、あれは何ですか?ちょっとビックリしちゃいました。
ああ、それは「局所単収縮反応(LTR)」という反応だよ。鍼が筋肉の硬い部分、いわゆる「トリガーポイント」に当たると、神経が反応して筋肉がピクッと動くんだ。
とびー
とびー
ミサ
ミサ
なるほど!でも、どうしてそんな反応が起きるんでしょう?
それはまだ正確には解明されていないんだけど、神経系の反射や筋肉の収縮メカニズムが絡み合って起こると考えられているんだ。治療の効果を上げるためには、むしろこの反応があるといいんだよ。
とびー
とびー
ミサ
ミサ
へえ、反応がある方が効果が高いんですね。でも、ピクンとすると少しだるくなる感じもしました。
それも普通の反応だね。特に肩こりがひどい部分や肩甲骨の内側、僧帽筋、肩甲挙筋あたりは反応が出やすいんだ。場所的に「肩井(けんせい)」というツボの周りもよく反応するし、詰まった筋肉のコリが取れるとかなりスッキリするはずだよ。
とびー
とびー
ミサ
ミサ
肩井って首や肩が重いときにも効くって聞いたことがあります。
その通り。肩井周辺に鍼を刺してから、上下に少し動かす「雀啄(じゃくたく)」という手技も使うよ。この刺激で筋肉がプツッとほぐれて、コリが解消されるんだ。
とびー
とびー
ミサ
ミサ
確かに治療後は肩周りが軽くなってすごく楽になりました!あの反応が効いていたんですね。
そうなんだ。だから、この反応があるかないかで治療効果に大きな差が出ると思う。筋肉がほぐれて、血流も良くなるからだるさが出ることもあるけれど、少し休めば落ち着くよ。
とびー
とびー
ミサ
ミサ
ピクッとした反応にはそんな効果があったんですね。これからも気持ちよく治療を受けられそうです♪

まとめ

鍼治療中に筋肉がピクンと動く「局所単収縮反応(LTR)」は、コリがある場所に的確にアプローチできている証拠。少しだるさが残ることもありますが、肩こりなどの改善には効果的です。気になる方は、ぜひ森空堂の施術でこの爽快感を体験してみてくださいね!