古傷が雨の日に痛むなんて話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?今回はその「天気痛」とお灸について、とびーさんに話を訊いてみました!
ミサ
とびーさん、雨が降る前になると古傷が痛むって、本当なんですか?
本当だよ。低気圧が近づくと、痛みが強くなる「天気痛」という現象があるんだ。研究でも、気圧が下がると椎間板や関節が膨らんで周りの神経が刺激されて痛みが出やすくなるとわかっているよ。
とびー
ミサ
そんなことがあるんですね!痛みの原因は気圧だけなんでしょうか?
気圧だけじゃなくて、温度が下がったり湿度が上がることも関係しているんだ。低温が交感神経を刺激したり、湿度が上がると痛みを強めることもあるんだよ。
とびー
ミサ
気温や湿度の影響まであるんですね。天気に左右されるなんて、かなり厄介ですね……。
そうだね。でもそんなときはお灸が効果的だよ。身体を温めて血流を良くすることが痛みを和らげるんだ。
とびー
ミサ
お灸にもいろいろな種類があるって聞きましたが、どう使い分けるんですか?
簡単に言うと、身体を「温める」のと「熱を入れる」ことで使い分けるよ。例えばお腹には棒灸や台座灸で温めるのがいいし、かかとや肩には熱をしっかり入れる「透熱灸」や「知熱灸」が効果的だよ。
とびー
ミサ
少し熱さを我慢するお灸も効果があるんですね。でも火傷が怖くてなかなか踏み出せないです……。
もちろん、火傷には十分気をつけてね。でも、少し熱さを感じるお灸は古傷にとても効果があるんだ。痛みが気になるときは、昔ながらのお灸を試してみてはどうかな?
とびー
まとめ
天気の変化による「天気痛」は、低気圧や湿度、温度の影響で痛みが強まることがあります。そんな時にはお灸で体を温めたり、熱を入れるセルフケアが効果的。天気が気になるときは、お灸でリラックスしてみてくださいね!