秋のお出かけや出張で、車や電車に長く乗ったあと。「座っていただけなのに、腰やお尻がつらい」と感じることはありませんか? デスクワークにも取り入れたい、座りっぱなしを区切る工夫をとびーさんに聞いてみました。
※よくあるご相談をもとにした解説用の会話です。特定の患者さんの症例ではありません。
座っていれば、腰は休まるのでしょうか?
とびーさん、長時間の移動で腰が重だるくなりました。歩き回ったわけでもないのに、どうして疲れるんでしょう?
座っていても、同じ姿勢が長く続くと腰やお尻につらさを感じることがあります。座ること自体を悪者にするより、「同じ姿勢のまま、どのくらい過ごしているか」を見直してみましょう。
とびー
仕事中も、気づくとずっと座っています。背筋を伸ばしていれば大丈夫ですか?
背筋を伸ばし続けようと、力まなくて大丈夫ですよ。楽に座れる環境を整えながら、途中で姿勢を変えたり、立って少し歩いたりする時間もつくりたいですね。
とびー
まずは「30分に1回」を目安に、ひと区切り
どのくらいの間隔で動けばいいでしょう? 仕事中に体操をするのは、ちょっと難しくて。
厚生労働省の資料では、例えば30分ごとに座りっぱなしを中断することが勧められています。特別な体操でなくても、立って水を取りに行くなど、短い動きからで大丈夫です。30分は目安なので、体調や仕事の状況に合わせて取り入れてみてください。
とびー
それならできそうです。でも、電車や車では立ち上がれないこともありますよね。
移動中は安全が最優先です。立てないときは、座ったまま足首をゆっくり動かすなど、できる範囲で身体を動かしましょう。車なら安全な場所で休憩を取り、降りて少し歩く機会をつくってください。運転中に体操をする必要はありませんよ。
とびー
痛みを我慢して伸ばさなくても大丈夫
腰が固まった感じがすると、ぐっとひねって伸ばしたくなります。痛くても伸ばしたほうがいいですか?
痛みを我慢して、強くひねったり伸ばしたりするのはやめましょう。まずは痛みが増えない範囲で、ゆっくり姿勢を変えるところからです。動くと痛みやしびれが強くなる場合は中止して、無理をせず相談してくださいね。
とびー
「座り疲れだから、そのうち治る」と思ってしまいそうです。病院に行ったほうがいい場合もありますか?
はい。休んでいても痛みが軽くならない、だんだん悪化する、発熱がある、脚がしびれる・力が入りにくい、尿漏れなどの変化がある場合は、座り疲れと決めつけず、速やかに医療機関を受診してください。腰痛にはいろいろな原因があります。
とびー
今日からできる、小さな工夫
まずは仕事の合間に立つところから始めます。タイマーを使うと忘れにくそうですね。
いいですね。「つらくなってからまとめてケアする」前に、日中の小さな休憩を増やしてみましょう。繰り返す腰やお尻のつらさは、どんな場面で出るかも教えていただけると、生活の中の工夫を一緒に考えやすくなります。
とびー
まとめ
長く座る日は、同じ姿勢を続けすぎない工夫を。例えば30分に1回を目安に、立つ・少し歩くなどの短い休憩を取り入れましょう。移動中は安全を優先し、動きは痛みのない範囲で。悪化する痛みや脚のしびれ・筋力低下などがある場合は、セルフケアだけで様子を見ず、医療機関へ相談してください。
デスクワークや移動のあとに、腰やお尻のつらさを繰り返していませんか? 森空堂では、お身体の状態と普段の過ごし方を伺いながら、施術やセルフケアについてご相談いただけます。受診が必要と思われる症状がある場合は、医療機関での確認をご案内します。
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